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宿研通信 11月号

今、覚えておきたいことば 時代のキーワード

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。

KEY WORD01

ゼロ金利政策

>>再び発動された金融政策 >>果たして今回は日本経済にどのような影響を与えるのか ゼロ金利政策とは、日本銀行の金利の水準を
実質的に0%(実際には0%~0.1%程度)にまで引き下げる金融政策の一つ。
日本では、デフレ懸念払拭のために、1999年2月にはじめて導入され、
その後、解除と再開を繰り返し、今回再び再開されることになった。

もちろん今回も企業が銀行からお金を借りやすくなったり、
住宅ローンが組みやすくなったりということを狙ってのゼロ金利政策なのだが、
発動前にすでに金利0.1%の超低金利状態にあったため、
初めてゼロ金利政策を導入したときほどの効果は期待できないとも言われている。

下げ止まらない円高傾向など、
日本の経済を包む話題は依然として暗いものが多い。
しかし、そんなときだからこそ、国民が自国・日本のことを
本気で考えるいい機会になるのかもしれない。



KEY WORD02

武将隊

>>女性の心をつかむイケメン武将 >>観光事業活性に大きく貢献 武将隊とは、若い男性が戦国武将に扮し
お城の観光案内をするサービスのこと。
名古屋でスタートし、仙台や埼玉、山形などでも
実施されている。

若い男性6名が、その土地にゆかりのある武将に扮し、
観光客との記念撮影などに応じる他、土日には舞台公演もあるそうだ。
名古屋城では武将隊が結成されてからというもの、
前年度を上回る来場者数を記録している。

はじめは雇用創出のためにスタートした企画だったが、
いまとなっては重要な観光事業になっている。
「歴女」など、歴史物に興味を持つ女性が増えている流れと
上手くマッチした結果、各地に広がるまでになったのだろう。



KEY WORD03

脱中国

>>海外資源に頼りきりの経済がはらむ危険性 >>中国に対する経済依存からの脱却 日本のビジネスは、レアアースなどの資源をはじめ、
その多くが隣国である中国に頼って成り立っている。
ひとたび中国が禁輸措置を取れば、
国内産業のあちこちにほころびが生じてしまう。

そして今、尖閣諸島問題が輸出入にまで影響していることが
脱中国の流れを強力に後押ししている。

資源も、食料も、労働力も、
その国のポテンシャルを大きく超えて成り立つビジネスは
持続性に乏しいといえるだろう。

安易に海外の資源に我先にと手を伸ばす前に、
限られた富がもたらしてくれる本当の豊かさについて、
もう一度、よく考えるべきなのかもしれない。