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宿研通信 4月号

今、覚えておきたいことば 時代のキーワード

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。

 

KEY WORD01

1888 Hotel

>>フォロワー1万人以上で一泊無料
>>撮りたくなる演出に注力近年ではテレビCMや宣伝広告よりも注目されているのが、
SNSが持つ爆発的な拡散力を利用した宣伝効果。
そんななか、この手法を活用したPR戦略を仕かけている
ホテル『1888 Hotel』が話題になっている。

ここでは、写真投稿型SNS「Instagram(インスタグラム)」の
フォロワーが1万人以上いる人の宿泊費を、
“一泊無料”にするサービスを展開しているのだ。

このサービスを受けた人がホテルに宿泊し、
その魅力を写真に収めてSNSに投稿してもらうことで、
多くのフォロワーへ直接的にPRをするアイデアである。
そのため、ホテル側も内装の装飾やアメニティなど、
利用客に撮影・拡散されることを考えたこだわりを展開している。

いままでの無数の人を対象にした広告戦略から、
需要の高い層へよりピンポイントに
訴求しやすいSNSを利用した宣伝へ。
このPR戦略は、今後どの業界にもさらに広がりを見せそうだ。



KEY WORD02

まちなかワイナリー

>>商店街にワイナリー >>ワインづくりを身近にこれまでの、緑豊かな田園や
広大な敷地のなかにあるものというイメージを覆し、
近年、商店街や繁華街のなかに設置された
小規模ワイン醸造所『まちなかワイナリー』が増えている。

その多くは空きビルや商店街のシャッター店舗を利用したもので、
設備を最小限に抑え「街のなかで醸造する」ことを目的にしている。
東京や大阪などの大都市圏の他にも、
福島県でも復興事業の一環として今春から事業を開始するそうだ。

ワインを楽しむことが、日常的になりつつある日本。
「つくる」過程を、街に住む消費者も間近に見ることができる試みは、
ワインの新たな楽しみの発見となることが期待されている。



KEY WORD03

バレットパーキング

>>駐車場探しがストレスレスに >>日本に定着するかホテルやレストランの前に車を止め、
そのまま鍵を預けて本人は華麗に入場…、
なんてシーンを映画などで見たことがある人もいるだろう。

これは『バレットパーキング』と呼ばれるサービスで、
専門のスタッフがお客さまの車の鍵を預かり、
駐車場への駐車や出車を代行するというもの。

駐車場を探したり駐車したりする手間が省けるため、
海外では取り入れている商業施設も多い。
そんななか、日本では若者の車離れの深刻化に歯止めをかけるため、
東京・銀座でバレットパーキングのサービスが開始され、注目を集めている。

日本文化のなかではまだ認知度の低いバレットパーキングだが、
日本の車社会を再度盛りあげる役となるのか、今後に注目したい。