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宿研通信 9月号

今、覚えておきたいことば 時代のキーワード

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。

 

KEY WORD01

トラベラーズボックス

>>旅行で余ったコインをポイントに交換
>>無駄のなさに人気高まる海外旅行から帰国後、余ったコイン(外貨)に頭を悩ませた人は多いだろう。
そんな悩みを解決できるサービスが、『トラベラーズボックス』だ。

トラベラーズボックスとは、帰国時に残ったコインを
電子マネー、ポイント、ギフトカードなどに交換できる端末のこと。
取り扱い通貨は日本円、米ドル、ユーロ、人民元の4種類で、
PayPalなどの馴染みのある電子マネーやポイントサービスに交換することができる。

余ったお金を無駄なく活用できるため、利用者が増えているという。
こうした海外旅行を少し快適にするサービスは、
インバウンド(外国人観光客)の増加とともにますます充実していくだろう。



KEY WORD02

ダークツーリズム

>>死や悲しみの場を観光する >>当事者は複雑な心境従来の楽しみを目的にした観光の在り方とはちがった
『ダークツーリズム』が、現在注目を集めている。

ダークツーリズムとは、戦争や災害など、
死や悲しみの舞台となった場所を観光として訪れることを指す。
別名「悲しみのツーリズム」とも呼ばれている。
主な観光先には、同時多発テロ跡地「グラウンド・ゼロ」などの有名な場所だけでなく、
最近では東日本大震災で被災した福島県浪江町もその対象として注目度が高い。

「ダークツーリズムは歴史的警告という役割を果たす」と指摘する学者がいるが、
この新しい観光の形がいまだ悲しみから立ち直れていない被災者の気持ちに
寄り添いながら発展していけるのか、注目していきたい。



KEY WORD03

富士山Wi-Fi

>>インバウンド施策のひとつ >>外国人登山者の安全確保に役立てる2020年の東京五輪を控え、インバウンド施策が活性化している日本。
なかでも注目を浴びているのが、
山梨県と静岡県が新たに始めたサービス『富士山Wi-Fi』だ。

これは、富士山にて無料で利用できる公衆無線LANのことで、
富士山のすべての山小屋をはじめとする全49ヵ所に無料のWi-Fiを設置。
これにより、登山者が噴火などの災害時に
安全情報の収集や連絡ができるようにするという。

富士山は、2013年に世界遺産に登録されて以降、
外国人登山者が急増し、安全対策が課題となっていた。
日本の名所を安心して楽しんでもらうため、万一の災害時での活躍に期待したい。