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宿研通信 4月号

互いの協力で理想の未来を形に。ここはアイディアの宝庫 宿研トピックス

宿研からのお知らせや、パートナー施設さまの取り組みなどをご紹介するこのコーナー。
今回は、宿泊プランをお客さま目線に近づけるコツをお教えします。

お客さま目線のプランを増やそう

「お客さまに選ばれるために、どんなプランを作ればいいのでしょうか?」
こんな質問が、宿研には多く寄せられます。
この答えは、「お客さま目線」になれば自ずと導き出すことができます。

よく宿泊予約サイトで見かけるのが、
「うちのウリは料理だから、美味しい料理を食べてもらいたい」という思いから、
お料理がメインになっているプランをたくさん提供している施設さまです。
しかし、ここで考えてみてください。
お客さまは料理を食べるためだけに旅行に出かけるのでしょうか?
おそらく他にも目的や楽しみがあるのではないでしょうか。

お客さまが宿泊施設を選ぶときには、いくつかのポイントがあります。
それが“ニーズ”となるわけです。
このニーズをうまく捉えてプランに組み込むことが、
プランをお客さま目線に近づけるコツです。

施設で美味しい料理を食べることだけが
旅行の目的ではない

美味しいお料理を食べたいと考えるお客さまは、もちろんいます。
しかし、日常を離れて、いつもと違う場所へはるばる出かける旅行。
お料理の他にも、観光スポットを訪れたり、花を見たり、
色々な体験をしてみたいと考えるお客さまは多いものです。
つまり、お客さまにとってお料理は旅行の一部分であって、すべてではないのです。

だからこそ、ウリの料理以外でも、
お客さまの旅行の目的となるものをどんどんプラン化して紹介するべきなのです。
施設の周りにはどんな観光スポットがありますか?
どんな花が咲いていますか?
どんな体験ができますか?
当然、これらすべてがプラン化できるわけではありません。
しかし、プランの中で紹介するだけでも、
皆さまの施設ページを見てもらう確率はアップするでしょう。

インターネット予約を増やす上でキーになってくる「アクセス数」の増加。
そのためにも、お客さまの目的に沿い、興味を持ってもらえる内容を紹介したいものです。
接遇の中でお客さまとお話する機会があれば、旅行の目的を聞いてみるのもよいでしょう。
生の声を得ることで、よりニーズに合ったプランが見つかるかもしれません。


美味しいお料理も
もちろんポイントになります
美味しいお料理ももちろんポイントになります
季節に応じて見られる花を
紹介するのもよいでしょう
季節に応じて見られる花を紹介するのもよいでしょう
 

お客さまによって
求めるものは違ってくる

誰と旅行に行くのかも、宿泊施設選びのポイントの1つです。
例えば、お子さま連れのファミリー旅行と、
ご夫婦だけで行く旅行では選ぶ施設も自然と変わってきます。
ファミリー旅行の場合は、お子さまが楽しめるかどうかをまず考えるでしょう。
ご夫婦旅行の場合は、ゆっくり落ち着けるかどうかが優先されるのではないでしょうか。

 
 
ご夫婦には
貸切風呂付き客室が人気です
ご夫婦には貸切風呂付き客室が人気です
 

前述のようなお料理がウリの施設さまの場合、
お料理の紹介ばかりでは、お客さまが求める旅行のイメージはできません。
例えば、お子さまが楽しめる観光スポットの紹介が入った「ファミリープラン」や、
落ち着いた雰囲気の写真や説明が付いた「ご夫婦プラン」などを
作ってみてはいかがでしょうか。
お客さまのイメージが具体的になり、今まで以上に興味を持ってもらえるようになるはずです。

 
ターゲットが具体的なプランは
特典がより魅力的になる

少し違うケースも考えてみましょう。
釣具の貸し出しやレンタサイクルのサービスが
プランの特典についているのを見かけることがあります。
特典自体は悪くありませんが、
目的やターゲットが明確でないプランに付いていてもいまいちピンときません。


そんな時は、このサービスが誰に喜ばれるかを考えてみます。
例えば、この特典のように
ファミリーに喜ばれると考えられるのであれば、釣具貸し出しであれば、
「パパと一緒に海釣り初体験ファミリープラン」に付けてあげるとよいかもしれません。
レンタサイクルは、「春風に吹かれて♪ 家族でサイクリングプラン」
なんてプランを作ってみてはいかがでしょうか。
ターゲットが明確になるだけで、特典が引き立ち、
より魅力あるプランになるのではないでしょうか。

 
 
 

 
 

プランの中で、提供するサービスを表現するだけでは施設の魅力すべてを伝えられません。
しかし、お客さまがどのような視点で施設を選ぶのかを理解し、
ニーズに近づけた表現・エッセンスを加えるだけで、
お客さまの心をキャッチするプランに変えることができます。

そして、色々なパターンを作ることで、
1つのプランでは伝えきれない施設の魅力をお客さまに伝えられるようになります。
2月号でご紹介した「お客さまの心に響く売りの表現」と合わせて、
ぜひチャレンジしてみてください。

(文:メディアサービス室 兼松 和貴)