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宿研通信 8月号

互いの協力で理想の未来を形に。ここはアイディアの宝庫 宿研トピックス

宿研からのお知らせや、パートナー施設さまの取り組みなどをご紹介するこのコーナー。
今回は、プランの持つ役割をお教えします。

集客戦略の中でプランが担う役割

前回、前々回の宿研トピックスでは、アクセス数や宣伝広告についてお話しました。
その意図は既にご理解いただけたのではないでしょうか。
大切なのは「一人でも多くのお客さまに見てもらうチャンスを増やすこと」です。

では具体的に、どうすればアクセス数を増やすことができるのでしょうか?
今回は宿泊予約サイトに掲載するプランから見てみましょう。

アクセス数を上げるためには、プランの数は多いほうが絶対的に有利です。
また、あらゆる導線に目を配り、網目状に集客の仕掛けを張ることも必要になってきます。
これが、複数のサイトを展開するという考え方です。

とはいえ、やみくもにプランを増やせばよいというものでもなく、
適切なプランを各宿泊予約サイトで展開することがポイントです。

これが成功すると、効果的な広告にもなりえるわけです。

では適切なプランとはなにか。
皆さまは「プランの位置づけ」を考えてみたことはありますか?

プランの位置づけとは、そのプランを設定する目的がどこにあるか、ということです。

それぞれのプランに「役割」を持たせ、
効果的に展開する

施設の商品であるプランは、目的の設定という観点から見た場合、様々な役割を持っています。

1.集客を目的にしたプラン
2.季節感を表現したいプラン
3.導線の確保を目的にしたプラン
4.広告展開を目的にしたプラン

それぞれの目的を詳しく掘り下げていってみましょう。

1.集客を目的にしたプラン
これは、なんといっても集客の軸となるプランです。
おトク感や即効性、お客さまの今のニーズをとらえ、反映することがポイントです。

例えば、
「緊急値下げ! ◆7/30(土)限定◆ 最大4200円引き」

「緊急値下げ」や「●●円引き」など、お客さまの心をくすぐるワードを入れてあげましょう。

集客が期待できる人気の「訳ありプラン」。
お得感がお客さまの心に響きます。
 

2.季節感を表現したいプラン
これは1の「集客を目的にしたプラン」に近いものがあります。
お客さまの多くは、宿泊することではなく“旅行をすること”が目的です。
ということは、夏と冬ではそれぞれ旅行の目的は異なり、
季節に合った情報をお客さまは求めているのです。

例えば、
「【夏季限定】お得が嬉しい♪ 家族旅行\9800≪夏はBBQ≫」
「【秋の味覚】山形ご当地グルメ☆ 芋煮鍋を味わう♪」

「夏季」「秋」などの直接的なワード、旬の食材などが入っていると、季節感が演出できます。

同じ山ロケーションでも夏と冬は別物。
お客さまの共感が得られるプラン展開を。
 

3.導線の確保を目的にしたプラン
直接、予約へつなげるプランというより、
お客さまに見てもらうこと、つまりアクセス数を増やすことを優先的に考えたプランです。
ですので、予約件数に限れば少ないプランかもしれません。
しかし、そのプランがきっかけになり、別のプランの予約につながることもあるのです。
そういったお客さまを導くプランも、集客において重要な役割を担っています。

例えば、
「【エステ×温泉】ハーブボディトリートメント60分」
「【期日限定】気ままに過ごすとき。一人旅応援プラン」

特集にもなっている「女子会プラン」。
予約は少なくても、これで見てもらえる確率UP!
 

4.広告展開を目的にしたプラン
近年は間際予約がとても多くなってきているのは、皆さまもご存じだと思います。
とはいえ、そのようなお客さまも、数ヵ月先にも旅行に行く可能性があります。
たとえ、今、お客さまの予約サイトを見る目的は直近の予約であったとしても、
数ヶ月先のプラン販売を行うことで、潜在的な顧客を増やすことができます。

例えば、
「行楽の秋♪ 紅葉シーズンの石和で温泉三昧☆」
「カップル限定! クリスマスプラン★特製ケーキ&冷酒付」

秋のプランも夏前に販売開始!
お客さまは先の情報も探しています
 

これらのプランは、すぐには予約が入らないかもしれません。
しかし、先にあげた1から4の各役割をはたしていれば無駄にはならないのです。

 
予約獲得は、
お客さまの興味をひくことから始まる。

プランの位置づけを考えると、様々な視点が生まれます。
プランを「予約を獲得するためのもの」として見るのではなく、
「情報提供の場」として考えてみてはいかがでしょうか。


爆発的に人気の高いプランをつくるのは容易ではありません。
しかし、情報を提供することはすぐにでもできます。

重要なのは「お客さまの興味を引くこと」です。
お客さまが興味さえ持ってくれれば、予約につながる可能性は一気に高くなります。
多くのプランを展開すること、つまり、
たくさんの情報を提供することがアクセス数を増やし、予約を増やす近道の一つなのです。

 
(文:メディアサービス室 兼松 和貴)