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宿研通信 11月号

互いの協力で理想の未来を形に。ここはアイディアの宝庫 宿研トピックス

宿研からのお知らせや、パートナー施設さまの取り組みなどをご紹介するこのコーナー。
今回は、年末年始とオフ期対策についてお話します。

年末を迎える前にすべきこと

今年も残すところあと1ヵ月。これからあっと言う間に年末年始を迎えることと思います。
忙しい時期にお客さまに来ていただくために、今からしっかりと対策を考えていきましょう。

年末年始に向けて

2011年6月号で「まだ間に合う。夏に向けて、今やるべきこと」というテーマで
記事を書かせていただきましたが、ご覧いただけましたでしょうか?
もし、まだ読んでないという方がいましたら、この機会にぜひご一読ください。

6月号では間際予約の増加を意識し、
GWの例を参考にお盆期間にうまくお部屋を消化するための取り組みをご紹介しましたが、
年末年始も同じ考え方ができます。
特に今年は高速道路上限1000円の制度が廃止になって以降、
土曜日、休日の消化率が下がっています。
エリアや施設さまによってバラつきはあるものの、
平均的には、前年同日比で5%程度の落ち込みです。

お正月の間際予約は、およそ3週間前から本格的に動き始めますので、
それまでに以下のような対策を立てることをおススメいたします。

1.「年末年始」「お正月」などのキーワードをプランタイトルに含んだプランの販売
2.稼働に合わせた、日ごとの料金調整と在庫調整
3.連泊プランによる集客の底上げ

1と2については、昨年の11月号「お正月に全室売り切るために」
取り組みの一例をあげておりますので参考としてそちらをご覧ください。
今回ご案内するのは、3の「連泊プランによる集客の底上げ」です。

 
近くに神社があれば
初詣のプランも人気です!
近くに神社があれば初詣のプランも人気です!
 
連泊プランで
集客の底上げ効果を狙う

すでにご理解いただいているように、連泊は1人のお客さまが
2泊ご宿泊されるわけですから、
当然1泊ずつ集客するプランより効率的です。
では、なぜこの時期に連泊プランが必要なのでしょう?
それは、年末年始やGWなどの大型休暇は、
お客さまの連泊率が他の時期より高くなっているからです。


しかし、単純に連泊プランを作れば売れるということではなく、
そこに、もうひと工夫をする必要があります。
ここでポイントとなるのは、“日程”と“ターゲット”の2つです。

まず、以下のような組み合わせで“日程”を設定しましょう。
売れ残る可能性のある日程を1泊目または、2泊目に含むことで、
売れ残りを少なくすることができます。

12月30日&31日
1月1日&2日
あるいは1月2日&3日

部屋が売れ残ると、最終的にお得価格での販売を強いられます。
間際予約の値下げを含むお得なプランは、数多くの施設で販売されています。
しかし、年末年始は通常期より連泊のお客さまが多いにも関わらず、
連泊プランを積極的に販売している施設さまは多くありません。
それならば、単純な値下げを行うよりも、
「連泊割引」や「連泊特典」といった連泊の特性を活かした
お得感の演出で積極的に売り出していきましょう。

 
連泊ターゲットの動向を掴み、
目的に合わせたプランを提供

そして、連泊プランにとっての、もうひとつのポイントが“ターゲット”です。
オールターゲットに連泊プランを作って販売するよりも、
「どのような方が連泊をするのか?」という点を考え、
その方に合わせたプランを提案することが効果的です。

皆さまの施設でも、この時期に連泊されたお客さまは多くいらっしゃると思います。
「その方々が宿泊されている間に何をしていたのか?」
「連泊した目的は何なのか?」
それをしっかり思い起こせば、具体的なプランを作ることができます。

例えば「ゆっくりしに訪れた」というお客さまが多いのであれば
『滞在中お部屋にはお邪魔いたしません。ごゆっくりおくつろぎください』というプランを立て、
くつろぎアイテムやドリンク無料の特典、貸切風呂無料サービスなどを用意しましょう。

お部屋でゆったり飲む
お茶でリラックス
お部屋でゆったり飲むお茶でリラックス
雪景色を眺めながら
ゆったり貸切露天を満喫
雪景色を眺めながらゆったり貸切露天を満喫
 

お客さまの目的に合わせたプランを用意しておくと、魅力も増します。
そのため、具体的なプランにチャレンジしてみる価値は十分にあるのではないでしょうか。

 
オフ期対策は
今の時期から!

かき入れ時の対策が練られたら、
次はお客さまがまばらになるオフ期を迎える準備が待っています。
スキー場などの一部を除いて、
1年の中で最も集客が難しいのが年末年始の後の季節です。
この季節は直近の予約でも動かないことが数多くあるため、
アクセスが増える今の時期からしっかりと対策を行うことが重要です。

近頃は、冬ならではのイベントも多く見るようになりました。
そのようなイベントをプランに組み込むだけでも、集客率は大きく変わってくるものです。
また、この時期には冬の味覚も根強い人気があるので、
冬の食材を使ったお料理プランを、期間限定で販売してみるのも良いでしょう。

間際になればなるほど、集客チャンスが失われていきます。
1年間で最も厳しいオフ期だからこそ、最もプランを充実させなければいけません。


お悩みの際には、ぜひ宿研メディアサービス室までご相談ください。
弊社スタッフと一緒に知恵を絞って、笑顔で新年を迎える準備をいたしましょう。

(文:兼松 和貴)