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宿研通信 6月号

互いの協力で理想の未来を形に。ここはアイディアの宝庫 宿研トピックス

宿研からのお知らせや、パートナー施設さまの取り組みなどをご紹介するこのコーナー。
今回は「お客さまが感じる季節感」についてお話いたします。

お客さまの心をつかむ、季節感のあるプラン作り

皆さま、先月号でお知らせした 宿研のfacebookページ「写真から広がる空想旅行」は、もうご覧いただけましたでしょうか?
このページでは、宿研で毎日生まれるプランを写真で紹介しているので、
見ているだけで楽しいものになっています。
もし、まだご覧になっていない方がいましたら、ぜひご覧ください。

さて、夏本番を前にテレビで流れるCMは、「夏」をイメージさせるものばかりになりました。
それを見ていると、ふと「そろそろ夏本番かぁ…」なんて思うものです。
先に上げた「写真から広がる空想旅行」でも、多くの写真が夏のイメージで紹介されています。

以前に比べると、このように季節を感じるプランは全国的に増えています。
ところが、まだ1年中同じプランを紹介されている施設さまも数多くあります。
季節感のあるプランをできない理由は、施設さまによって様々です。
それでも宿研では、できる限り季節ごとのプランを1つだけでも作るよう、 ご提案させていただいています。

一面に広がる
桜の景色が見れるのは「春」だからこそ
一面に広がる桜の景色が見れるのは「春」だからこそ
彩り豊かな「秋」の1シーン。
この時期、この場所でしか味わえない風景です
彩り豊かな「秋」の1シーン。この時期、この場所でしか味わえない風景です

季節プランが
もたらす効果とは?

そもそも、季節ごとのプランを作るメリットと目的は何でしょうか?
すでに「うちでは販売してるよ」という施設さまも改めて一緒に考えてみてください。

多くのお客さまが旅に出るとき、「この季節○○が美味しいんだよね~」とか、
「この時期の××から見える景色って最高!」と、
旬のお料理や景色など、なんらかの形で季節を感じる旅を求めています。

つまり、季節プランによってお客さまがもつ季節のイメージを掻き立てることができるのです。

たとえお料理の内容がそれほど大きく変わらなくても…。
これといって特別なイベントがあるわけでなくても…。
同じ場所でも、違う季節に訪れるだけで、お客さまの目に映る景色は変わります。
その季節を、文章や写真など様々な機会で紹介することが重要です。

プラン一覧で季節が見えると目を引きます
プラン一覧で季節が見えると目を引きます

数字でみるお客さまの
季節”への興味

それではここで、少しデータを交えて検証してみましょう。

タイトルに季節のキーワードを含むプランの予約率

上記の数字は、プラン名に 「冬」「春」「初夏」それぞれが含まれているものが、販売されているプランのうち
何プラン予約が入っているか。ということを数値化したものです。
それぞれの季節で、お客さまの興味がどう移り変わっていくかがよく見えます。

また、同じ方法で人気の高い「カップル」や「一人旅」を数値化した場合、
平均的に「カップル」は35~45%、「一人旅」は20~30%であることと比較しても、
季節によってお客さまの気持ちが左右されることは理解できると思います。

このように、1年間同じプランだけで販売するよりも、 季節を表すプランを同じように販売することで、 お客さまの興味を引くことができるのではないでしょうか。 まだ季節ごとのプランをそろえていない施設さまは、 ぜひ1プランでも季節プランを揃えてみてください。

そして、すでに季節プランを販売している施設さまは、 次のシーズンのプランを早めに発売することを考えて下さい。 それが、先予約を確保するポイントの一つです。 また、季節ごとの写真を用いるなど、 さらにイメージを掻き立てるような工夫を増やしていきましょう。

イヤな雨が降り続く「梅雨」でも、
この花があるから楽しめます
イヤな雨が降り続く「梅雨」でも、この花があるから楽しめます
「夏」のジリジリ照りつける太陽の温度が
写真から伝わってきます
「夏」のジリジリ照りつける太陽の温度が写真から伝わってきます

日本には四季折々の恵まれた自然があります。 そんな日本の宿屋としては、そこでしか味わえない、 その時期にしか感じられない季節の良さをお客さまに届けたいですね。

7月4日(水)に横浜ロイヤルパークで開催する「宿研キズナサミット2012」の集客セミナーでは、 このようにネット集客で効果を上げる方法を、 実例を紹介しながら分かりやすく解説したいと思います。 ご来場の皆さまは、ぜひご期待ください。


(文・写真:兼松 和貴)