集客コンサルティング事例12
近畿地方・都市部の旅館さま
『新しいホテルが乱立し稼働率が伸び悩んでいる...』

経緯から仮説まで

旅館ご担当者様の声

他社のコンサルティング会社と契約しているが、ホテルが乱立しコロナ禍明けでも
稼働率が10％台と伸び悩んでいる。
昔契約していた宿研にもう一度お願いしたい。

宿研コンサルティング担当者

かしこまりました！
お声掛けいただきありがとうございます。
非常に競合が多い都市ど真ん中のエリアですので、長い闘いになると思いますが、
目標とする利益、理想とする経営状態の実現に向け全力でサポートします！

問題になっていたこと

競合が非常に多く、予約サイトでユーザーがエリア検索から
施設を認知する機会は皆無に等しい状況であった。
とにかく、ユーザーが旅館様と出会う機会をたくさんつくり、
認知される回数を増やす必要があった。

調査・分析して立てた仮説

厳しい競争環境のなかで、旅館様が選ばれる『決め手』を作る必要があるが、
分析の結果、機能面での優劣や個性をつけても安定した集客の実現は
達成できない状況であった。
そのため、情緒価値を高めホテルではできない、全国的に有名な
この土地ならではの“人情に触れる体験”を訴求する必要がある。
そこで、できるだけ素早く売上を上げるための短期戦略と、
持続的な集客基盤を構築するためにじっくりと時間をかける長期戦略に分け、
同時進行でタスクをこなしていく必要がると考えた。

実施した施策

＜短期視点の施策＞
✓ターゲットの再定義
✓ターゲット層へのサービスを再設計
✓アメニティなどの宿泊環境の再整備
✓競合の販売戦略を加味した価格の見直し
✓販売方法のルール化
✓アクセス経路の拡大（認知の向上）

＜長期視点の施策＞
✓モデルを使った写真撮影とインバウンドも意識した
　ホームページの制作と予約サイトでのリニューアル
✓クチコミ数と点数の向上
✓掲載順位の向上
✓独自価値の継続的創造

施策結果

売上は外的要因に左右されるところが大きかったが、
ファミリー層の宿泊実績増と高評価クチコミが増えたため掲載順位が上昇。

また、エリア検索以外の認知機会もつくり結果、各予約サイトの
アクセス数が右肩上がりで増えている。
予約サイトでの認知回数が増えたこともあり、HPへのアクセス数も向上し、
同時にHPを制作した効果も結果に大きく響き、以下のように成果がでている。
自社HP経由での予約転換率が上昇。

このように予約サイト、自社予約ともに伸び、運用開始前と比べ
運用2年目では3倍もの集客につながった。
競争が激しいエリアのため引き続き長期戦略に取り組んでいる。