宿泊プラン名やダイレクトメールで真似したくなる!ホテル、旅館のセンスを高める春の表現集

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【春の集客テクニック】言葉で素敵な宿をつくる!末広がりに使える「春の表現集」美しい大和言葉と漢語
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【春の集客テクニック】言葉で素敵な宿をつくる!
末広がりに使える「春の表現集」美しい大和言葉と漢語

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2025. 01. 07

最終更新 2025. 01. 22

【春の集客テクニック】言葉で素敵な宿をつくる!<br>末広がりに使える「春の表現集」美しい大和言葉と漢語のキービジュアル

お客様にとって宿泊施設の第一印象は、予約サイトやHP、近年ではSNSで目にする「言葉遣い」によっても大きく左右されます。特に、洗練された表現や気配りの行き届いた言葉は、ひと目でブランドイメージを演出し、滞在への期待感や特別感を高める力があります。

本記事では、新たなスタートを感じさせる季節である“春”の訪れを表現する『美しい大和言葉(やまとことば)』を中心に漢語も交えご紹介します。
宿ブログ、メルマガ、DM、クチコミの返信、宿泊プランなど、お客様とのさまざまな接点で活用いただける使用例も合わせてご提案しているので、春の誘客活動にぜひ、お役立てください。ここでご紹介する『素敵な言葉』を身に纏うことで、より一層あなたの施設を魅力的に演出できるでしょう。

目次

    ※なお、春を彩る大和言葉や漢語はたくさんあり、 本記事ではその一部をご紹介しています。
     より充実した使用例や活用のポイントをまとめた資料もご用意していますので、
     ぜひ、こちらからダウンロードしてください。

    春の集客に役立つ!表現力を高める手引きのサムネイル

    春の集客に役立つ!表現力を高める手引き

    ・お客さまへのメッセージを送る
    ・イベント企画のキャッチコピーを考えたい
    ・春の宿泊プランで魅力的な言葉を使いたい
    など、春の集客施策の場面で活用できる素敵な大和言葉と漢語を51単語集めています。

    なぜ、大和言葉(やまとことば)なのか

    漢語はすでに広く知れ渡っていますが、ここでは漢語だけでなく大和言葉を中心にご紹介しています。そもそも大和言葉とは、漢語や外来語が使われるよりも前から日本にあった言葉で、日本の固有語として現代でも多く使われています。例として下記のような言葉があります。

    このように、日本らしい奥ゆかしさや、季節の移ろいを表現できる大和言葉は、特に情景や情緒を持ち上げる力に優れており、その豊かで柔らかい音の響きは、おもてなしの精神とも相性が良いといえます。

    それでは、コピーやメールライティングにも活用したい、春らしさを引き立たせてくれる大和言葉や漢語をご紹介します。

    宿ブログや、DMで使える「春の大和言葉と漢語」の使用例

    1.花の便り(はなのたより)
     
     【意味】

     桜の開花を知らせること
     【使用例】
     「日増しに暖かくなり、花の便りがそよ風に乗って届き始めています。」
     「いよいよ花の便りが、山の香りと共にしおらしく届き始めました。」
    2.いとしき春
     
     【意味】

     「いとおしい春」という意味合いの優しい表現。 待ちわびた季節への愛着を示す。
     【使用例】
     「いとしき春の到来を祝い、特別な会席料理をご用意しております。」
     「いとしき春の光が差し込むこの日に、ささやかではございますが、
       春の恵みをふんだんに使ったお料理をご用意いたしました。」
    3.麗らか(うららか)
     
     【意味】

     日がのどかに照っている様子
     【使用例】
     「うららかな春の陽気に誘われて、花の小路(こみち)を散策しませんか。」
     「うららかな光が差すロビーラウンジで、春限定の和菓子と薫り高いお茶をご用意しています。
       日向ぼっこをしながら、春の陽気を満喫ください」
    4.風光る(かぜひかる)

     【意味】

     春になり陽光にきらめく風。明るい光と優しい空気が感じられる情景。
     風を目に見えるように表現した詩的な表現です。
     【使用例】
     「風光るテラス席で、瑞々しい季節のフルーツをお楽しみいただけます。」
     「風光る空を泳ぎ戯れるカモメたちが、この港町に春の到来を元気いっぱいに宣言しています。」
    5.萌黄(もえぎ) 
     
     【意味】
     
     芽吹いたばかりの若葉の明るい黄緑色。春を代表する新鮮な色合い。
     【使用例】
     「窓辺から見える萌黄の景色が、春の訪れを優しく迎えてくれます。」
     「窓の外に広がるしおらしい萌黄の景色は、まるで一枚の絵画のようです。
       この景色を眺めながら、静かな時間をお過ごしいただくのも、また格別かと思います。」
    6.春の宵(はるのよい)
     
     【意味】

     春の夜(日暮れて間もない頃)
     【使用例】
     「春の宵は、昼間の賑わいが嘘のように静かになります。」
     「春の宵の静寂とともに、心ほどけるひとときをお楽しみください。」
    7.花明かり(はなあかり)
     
     【意味】

     桜の花が咲き乱れ、あたりがほのかに明るく見える様子。
     夜桜の美しさを表現するときもある。
     【使用例】
     「花明かりの下で過ごす時間は、きっとお客様の旅の素敵な思い出となることでしょう。
       春の贅沢なひとときをご堪能ください」
     「桜の花明かりが足元をほんのり照らし、まだまだ冷える夜に温かな明るさを添えてくれます。」
    8.春霞(はるがすみ)
     
     【意味】 

     春の、遠くの景色がぼんやりと霞んで見える様子。
     【使用例】
     「朝焼けの春霞に包まれた山々の景色は、まさに絵画のように映ります。」
     「朝、露天風呂から見える春霞が包んだ山里の風景は、優しい春の気配を感じさせてくれます。
       ぜひ、この季節だけの風情をお楽しみください。」

    宿ブログやDMを送る際は、件名で「●地名●の春の便りをお届けします」と使用したり、本文の冒頭で「春の息吹を感じる頃となりました」の記述から具体的な情景、写真を示すことで、それを目にしたお客様は新しい季節の到来をより一層感じることでしょう。

     

    宿泊プラン名や客室名、キャッチコピーなどに使える「春の大和言葉と漢語」

    続いて、春の季節プラン名や、客室名として使用できる大和言葉と漢語をご紹介します。
    こちらは、使いやすいよう二字熟語三字熟語に分けています。
    ●●会席/懐石や、●●部屋としてイメージしてください。

    ////////// 二字熟語 //////////

    1.梅若(うめわか):若々しい梅の花                     可愛らしい印象を受ける言葉なので、料理の数を抑えたライトなプラン名によいでしょう。
    また、お子様用のお食事名としても相性抜群です。「梅若会席」など

    2.花筏(はないかだ):川面を流れる桜の花びらたち              桜と川が見える部屋名に使えそうです。お食事では、言葉のインスピレーションを受けた
    盛り付けのお料理名に使用できます。

    3.花篝(はなかがり):夜に照らされる桜の花                 春だけでなく、花や木のライトアップが見える客室名に最適です。

    4.桜人(さくらびと):桜を愛でている人のこと                 春の旬食材を使った料理で「春を楽しみたい人に向けた料理」という文脈で
    お食事プラン名によいでしょう。「桜人会席」など

    5.花衣(はなごろも):花模様の着物。花びらまとうように浮かぶ風情      春の華やかさをイメージしたプランや客室に最適です。「花衣プラン」として、
    花をモチーフにした会席料理だけでなく、身の回り(浴衣)の装飾も工夫することで、
    上品かつ優美な雰囲気を演出できます。

    6.夕桜(ゆうざくら):夕暮れ時に眺める桜                    夕方の景色と桜が眺められる食事処での、夕食のコース名として用いれば、
    ロマンチックな夜桜を思わせる特別感を醸し出せます。

    7.春菫(はるすみれ):春に咲くすみれの花。可憐で控えめな愛らしさ        小さい花のように愛らしいお料理や、お子様向けプランに相性抜群です。
    「春すみれ会席」として、優しく彩り豊かなメニューをイメージさせるのもおすすめ。

    8.春霞(はるがすみ):春の穏やかで朧(おぼろ)な霞              柔らかい景色を思い起こさせる名称として、露天風呂付き客室や、
    比較的少量の春の会席プランなどに使うと、風流な印象を与えられます。

    9.春蘭(しゅんらん):春に咲く蘭                    高貴で気品あるイメージを活かし、「春蘭スイート」「春蘭会席」など
    格調高いプラン名に最適です。高価格帯の商品名に使用するとよいでしょう。

    10.春潮(しゅんちょう):ゆったりとして力強く感じられる春の潮        「春潮会席」など、春の海の幸を用意した海鮮のコース名に最適です。

     

    ////////// 三字熟語 //////////

    11.花見酒(はなみざけ):桜などの花を眺めながらお酒を楽しむ様子       桜の季節限定の「花見酒プラン」や、地酒の利き酒付きの宿泊プラン名に最適です。
    また、屋外で桜に関するイベントや、花をテーマにした夕食会席とセットにすると、
    春の風情が一層引き立ちます。

    12.花吹雪(はなふぶき):花びらが吹雪のように舞う情景          盛り付けや器を華やかに彩ったお料理名や、春の風景写真や動画を紹介する
    文章に使うとよいでしょう。

    13.四季桜(しきざくら):ヒガンザクラの一種               客室名として使うことで、季節を問わず「桜」の情緒を感じられる魅力を
    訴求することができます。桜色の客室の場合、相性抜群です。

    14.花暖簾(はなのれん):ここでは春が到来したことを告げる表現      客室やエントランスの名前にし、館内の装飾に花のモチーフを取り入れることで、
    より「花暖簾」のイメージが伝わりやすくなります。
    お客様に「春らしさ」の雰囲気を演出できます。

    15.夜桜宴(よざくらえん):夜桜を愛でながら開く宴            夜桜を楽しむイベント付き宿泊プランや、会席名として最適です。
    夜桜鑑賞とお酒を組み合わせた「夜桜宴プラン」なら、具体的な体験を強調できます。

    16.春日和(はるびより):春らしい穏やかな天気             春のイベント付きプランや、テラス・お庭を楽しむ昼食プランなどに使えます。
    ほんのり暖かい心和むイメージを、お客様に訴えられます。

    17.花水木(はなみずき):晩春に咲く白やピンクの美しい花        春先から初夏にかけての宿泊プラン名だけでなく、綺麗な言葉の響きなので、
    客室名としても通年使えます。

    18.花恋ふ(はなこふ):花を慕う心のこと               お花見や花の庭園巡りなど、花を愛でる人、花の写真や絵を描くことが好きなお客様を
    「花恋ふ人」と表現するとよいでしょう。優雅な響きをもたらします。

    19.春日影(はるひかげ):春の柔らかな陽光の様子            大きな窓から光を取り込む客室や、ランチ名に最適です。

    20.夢見草(ゆめみぐさ):桜の別名。夢を見ているかのように美しい   「桜」を強調した客室や、桜をインスピレーションした会席コース名によいでしょう。

    ▼さらに倍の数の二字熟語や三字熟語はダウンロード資料にまとめています。

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    春の集客に役立つ!表現力を高める手引き

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    ・イベント企画のキャッチコピーを考えたい
    ・春の宿泊プランで魅力的な言葉を使いたい
    など、春の集客施策の場面で活用できる素敵な大和言葉と漢語を51単語集めています。

    春に限らず時間による「情景を表現する大和言葉」

     

    さいごに

    『言葉の選択』はブランディング活動である。

    冒頭でお伝えした通り、宿泊施設における「言葉遣い」は、接客時はもちろん、予約サイトやホームページなど、オンライン上での事前接点での印象を左右します。なぜなら、一つ一つの言葉の表現から施設の世界観や、おもてなしの姿勢(丁寧さ)、さらには品格をも無意識に感じ取れるからです。
    そして、このことを理解したうえで、見え方・受け止められ方のコントロールをすることが、ブランディング活動の本質でもあります。

    写真は施設の魅力を伝える上で欠かせない要素ですが、写真だけでは滞在イメージを広げきれない部分もあります。写真に添える言葉ひとつで、見る人の心を弾ませたり、気づきや、行動のきっかけをつくりだすなど、こちらが伝えたいことを正確に想像してくれるようになります。


    左記の画像も綺麗ですが、言葉を入れた右記のほうが「うららかな春の陽気」という一文から、この時期のぽかぽかした温度感を体に思い出させてくれ、この景色のなかを散歩したい気持ちを体感をもって湧き立たせることができます。
    (注意:予約サイトでは画像に直接テキストは貼れません。キャプションなどに記載してください。)


    ↑ こちらも右記のほうが特別感が高まります。「いとしき春の到来」という一文からこの会席料理の“特別な理由”を認識することができ、鯛の意味が引き立ちます。
    (注意:予約サイトでは画像に直接テキストは貼れません。キャプションに記載してください。)

    さらに、同じ表現でも、普段よく目にする言葉ではなく、ご紹介してきた心に染み入る優しいフレーズの大和言葉を置くだけで、見る人の心に「素敵な宿だな」「こんな所で過ごしたいな」という思いを“じんわり”と湧き立たせることができます。それにより、「価格相当のものを感じる」「価格以上のものを感じる」「他よりもよくしてくれそう」といった好印象に結びつく可能性も高まるでしょう。

    ホームページ、予約サイト、宿泊プラン、宿ブログ、DM、インスタグラム、プロモーションビデオ、各種広告等、あらゆるPR機会を持つ宿泊施設こそ、『言葉の選択』による魅力づくり、ブランドづくりが不可欠です。これまで以上に、使う言葉を慎重に『選択』してみてはいかがでしょうか。

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